砂漠の死闘 ２章～見えない恐怖～

イベントガーデン－セレモニア－

この平和な地の片隅にあるコロッセオ…


バトルフィールド１　砂漠


俺は足元で何か、カチッという音がしたのに気づいた

次の瞬間

爆音と共にフィールドが砂ぼこりで覆われた

気がつくと俺とシャ○ラディンはその砂漠で倒れていた

１人の狐によって…

―数時間前
スノーフィールド３　雪の階段

俺は氷の化け物を討伐するため、隊員を募集していた部隊へ入った

そこには偶然にも、うづ○さんの姿が！

そして入隊してからどのくらいの時間が経っただろう、

倒しても無限に沸く敵のせいで

俺の精神力回復剤はとうとう尽きてしまった


そんな時、ギルド専用の無線機にメッセージが…

「砂漠ニテ待ツ　私ヲ倒シテミヨ」　

すぐに分かった・・・宿敵(あいつ)だと

俺は今日こそ宿敵を倒すため

部隊に別れを告げ、一人雪山を降りた

タバスコ火山入り口で精神力回復剤を購入し、再び”戦場”へと向かった！


バトルフィールド１　砂漠

フィールドに入るや否や、何かがもの凄い勢いで飛んできた！

あまりの突然の出来事に避けきれず、もろに食らってしまった

「っ・・・地雷！？なぜこんなところに・・・」

俺は慌てて体力を回復しつつ顔を上げた

そこには地雷を片手に微笑む狐

悪魔の妻・武○さんの姿が･･･

(今思えばあの攻撃は、単に挨拶代わりだったのかもしれない)

(中略)
俺は自分の命と引き換えという条件で武○さんに審判を頼んだ

そしていよいよ俺と宿敵との決闘が始まった…


戦いの最中ふと部隊の去り際に　うづ○さんが言ってくれた言葉を思い出した

「鏡に気をつけろ！」

・・・俺はもう倒れるワケにいはいかないと思い、防御を固めた！

激しい攻撃に俺は必死に耐えていた・・・

それは終わりなき戦いに見えた　が、いつの間にか

悪魔の妻・武○さんも混じっての戦いになっていた！

俺は回復に専念する余り、足元にある地雷に気づかなかった


カチッという音と共に凄まじい衝撃と砂ぼこり…


視界が晴れ、俺と宿敵はフィールドに倒れていることに気づいた

そして悪魔の妻・武○さんだけが生き残っていた…

その姿を見て俺は思った


もはや狐じゃない


…ソルジャーだ！！